金利の種類

金利には金利にはいろいろな種類がありますが、金利計算を行う場合には、これらの金利の種類を把握しておく必要があります。ここでは、金利計算の際に登場することが多い金利の種類について少し解説しておきます。


長期金利、短期金利


金利計算に登場する長期金利や短期金利というのは、期間をキーワードに考えた場合の金利の種類で、通常では長期金利は1年以上、短期金利は1年未満の期間を指します。


固定金利と変動金利


金利計算に登場する固定金利や変動金利というのは、お金を借りる場合の金利の適用方法をキーワード考えた場合の金利の種類です。


お金を借りる際の金利が借りている期間全てに適用される固定金利に対して、変動金利は、一定期間ごとにその時の金利情勢によって金利が変動していきます


単利、複利


金利計算を行う場合には、大きく分けて単利と複利の2つの方法があるので、あらかじめどちらの方法を適用するのかを決めておく必要があります。


単利というのは、最初に預け入れたお金(元本)を変化させずに金利を決めていく方法であるのに対して、複利の場合は元本に金利分を加えて次回の金利を決める方法になります。

金利と利回り

金利計算に直接関係はないですが、金利計算を行ううえで基本を知っておくと理解がはやいので、金利と利回りについて少し説明しておきます。


金利


金利計算のもととなる金利とは、お金を借りた場合に貸してくれた人に払うお礼のようなものです。


金利には、名目金利と実質金利という分類があり、名目金利は額面にかかる金利のことを指します。これに対して、実質金利とは名目金利から期待インフレ率を差し引いた分を指します。従って、名目金利は0%より下がりませんが、実質金利は計算次第ではマイナスになることもあります。


利回り


金利計算を行う際に登場することの多い利回りというの言葉ですが、利回りというのは投資した金額に対する儲け(利子)の割合のことです。1年間で表し「利回り○○%」とうような表現になります。銀行の定期預金などでも高い利回りをウリにした宣伝がなされている事がありますが、当然のことながら、基本的には利回りが大きい方が儲けは大きくなります。

金利計算ソフト

金利計算は非常に重要な事だとこれまで何度も説明してきました。


金利計算の方法によっては、複雑な計算方法の場合もあります。ましてや人生の中で金利計算を行う事が何回あるのか?なんて事を考えていると、いちいち自分で金利計算の方法を勉強するのも億劫になってしまいます。


このような場合には、金利計算ソフトを利用してみてはいかがでしょうか。


金利計算ソフトとは、エクセルなどの表計算ソフトをベースにして作られたプログラムで、インターネット上で無料で入手できる金利計算ソフトも多くあります。また、銀行などの金融機関の公式サイトに金利計算ソフトが付いている場合もあります。


これらの金利計算ソフトでは、金利の値やお金を借りる期間、金額などの条件を入力することで、返済の総額や月々の返済金額を計算してくれるものがほとんどです。


金利計算ソフトは無料のものが出回っていますが、それでは物足りないという場合には、有料の金利計算ソフトもあります。無料の金利計算ソフトに比べると、機能が増えていたりと便利になっていることがほとんどですが、中には無料レベルなのに有料で販売されている金利計算ソフトもあるようなので、注意して下さい。

金利計算:元金均等返済

金利計算の方法(お金を返す方法)のひとつに、元金均等返済という方法があります。


元金均等返済という方法は、借りたお金を返済する回数にあわせて元金を分割し、金利による利息を上乗せした金額を返済するという方法のことを言います。


元金均等返済の方法を採用すると、元金部分を確実に返済していく事になりますので、トータルで考えた時には返済額が少なくなる事になります。従って、以前のように住宅ローンの金利が比較的低いような場合には、元金均等返済の方式を採用した方が有利になる事が多かったです。しかし、元金均等返済の方法を選択できるローン自体があまり多くないので、うまく適用できるかは確認が必要です。この部分は元金均等返済の欠点だと言えるでしょう。



このように、金利計算の方法が違うという事は、返済の金額や借金全体の金額が異なると言うことです。借金はしないに越した事はありませんが、どうしてもお金を借りる必要ができたときには、このような方法から、自分の状態に合わせて、無理のない返済ができるよう金利計算をしっかりと行いましょう。

金利計算:元利均等返済

金利計算(お金の返済)の方法に元利均等返済という方法があります。元利均等返済というのは毎月返済するお金の金額が一定となる方法で、金利と借りたお金を足した返済の全金額を、返済の全期間で同じになるように分割します。


元利均等返済は、金利計算としては非常に簡単ですし最も一般的な方法だと思います。


元利均等返済でお金を返済する場合、返済の当初は多くの返済額が金利による利息の返済に充てられる事になります。この場合元金がなかなか減らないというデメリットがあるのですが、当初の返済額が少なくなるので、収入が比較的低い人でも多くのお金を借りる事ができる(返済する事ができる)事から、元利均等返済は住宅ローンにも非常に多く採用されています。


比較的収入が低くても多くのお金が借りれるからといって、ギリギリいっぱいまでお金を借りてはいけません。住宅ローンでも、そうでなくても、金利計算をしっかり行い返済に無理のない範囲に収めましょう。

金利計算の方法

金利計算を行うケースや意義については、他の記事で説明していますので、ここでは、金利計算の具体的な方法を説明していきたいと思います。


金利計算の方法は大きく分けると二種類あります。『元利均等返済』と『元金均等返済』と呼ばれる方法です。厳密には両者は金利計算の方法ではなく、金利の部分も含めたお金を返済する方法とう事になります。銀行などの金融機関からお金を借りる場合に登場するものです。


これらの金利計算の方法(お金の返済方法)は一見同じ呼び方のように見えますが、これらは実は元利と元金という文字が違うのですね。ぱっと見では見逃してしまいそうです。


金利計算は人生の中ではそう何度も行うものではありませんので、完全に理解する必要はないと思いますが、金利計算の方法が異なるという事は、当然得意不得意があるという事です。少しでも返済金額が少なくなるように、あるいは、毎月の(日々の)返済が楽になるように、自分の状況と照らし合わせてしっかりと金利計算を行いましょう。

金利計算の意義

金利計算が必要となるケースについては、【金利計算はいつ必要?】で考えました。ここでは、『金利計算はいつ必要?』の内容と若干重複しますが、金利計算を行う意義について考えてみたいと思います。



金利計算がなぜ必要かというと、単純に銀行などからお金を借りている場合は特に返済金額に影響するからです。お金というのは、本来は動きたがらないのですが、金利が付く事によって初めて移動します。金利はお金のレンタル料のようなものですから、当然お金を借りる場合には、返済時に金利の部分も返済する必要があります。ただ、金額が大きくなってくるとこの金利部分が大きく影響してきます。



金利計算をしっかりやって、毎月の返済金額を設定している場合は問題ありませんが、住宅ローンのような大きな金額のお金を銀行などから借りている場合は、金利の返済だけでも負担になってきます。住宅ローンのような大金の場合は金利計算はまずやりますが、中途半端に大きな金額だと軽い気持ちで借りてしまう場合がありますが、このような時に金利計算をしていないと後々辛い事になります。

金利計算はいつ必要?

金利計算が必要になるのは一体どな時なのでしょうか?


金利なんて計算するほどついてないだろ。なんて思う方もいらっしゃいますが、ゼロ金利政策が解除されたのをご存知ですか、だんだんと銀行金利も上がり始めましたよ。


ここでは、金利計算が必要となうるのは、どんな時なのかを少し考えてましょう。



金利計算が必要になる時というのは、普通に考えるとお金を借りる時になると思います。


借りるお金が多ければ多いほど、金利計算が必要になります。というのも、多重債務者になる人はほとんどの場合、金利部分の返済を考慮していなかったという統計もあるのです。


住宅ローンのように多額のお金を借りる場合には、金利部分の返済だけでも大きな金額です。金利計算をしっかりやっておかないと、月々の支払いが滞ってしまう事のにもなりかねません。



金利計算は、お金を借りる場合だけ必要というわけではありません。お金を貸す場合でも必要です。ただし、お金を借りる場合に比べると、絶対必要というわけでもありません。


お金を貸している場合の金利計算といえば、銀行預金が一番ですが、定期預金などの場合は期間が長いので、金利計算を行い投資金額に対するリターンを見積もっておく必要があるでしょう。